mTLSプロトコルを使用したWalletを使用したOracle Autonomous DatabaseへのJDBC接続の簡素化 (2023/07/30)
mTLSプロトコルを使用したWalletを使用したOracle Autonomous DatabaseへのJDBC接続の簡素化 (2023/07/30) https://medium.com/oracledevs/simplifying-oracle-autonomous-database-connection-with-wallet-using-mtls-protocol-dc2795979808 投稿者: vijay balebail はじめに Oracle Autonomous Database (ADB)は、自動運転、自己保護および自己修復が可能なインフラストラクチャを提供する、強力なクラウドベースのデータベース・サービスです。ADBとクライアント・アプリケーション間のセキュアな接続を確立するために、Oracleでは、ウォレットと相互のTransport Layer Security (mTLS)プロトコルを使用することをお薦めします。ただし、TNS_ADMINプロパティの制限により、クライアント・アプリケーションでのウォレットの場所の構成が困難になる場合があります。このブログでは、JDBC URLを使用してウォレットの場所をより簡単に構成する方法について検討し、アプリケーション・サーバーやプロパティ・ファイルの広範な変更が不要になります。 TNS_ADMINプロパティの課題: Oracleドキュメントでは、TNS_ADMINプロパティを使用してクライアント・アプリケーションのウォレットの場所を指定することが推奨されています。ただし、この方法にはいくつかの制限があります。まず、TNS_ADMINプロパティは、環境変数、ojdbcプロパティ・ファイル、アプリケーション・サーバー(Wildflyなど)プロパティ・ファイルなど、複数の場所に設定できます。この多重構成オプションを使用すると、混乱や不整合が発生し、正しいウォレットの場所が使用されていることを確認するのが困難になります。 TNS_ADMINプロパティのもう1つの課題は、単一の値のみを許可するという制限です。この制限は、それぞれ独自のウォレットを持つ複数のADBインスタンスへの接続が問題となることを意味します。その結果、ユーザーは多くの場合、この制限を克服するために、複数のTNS_ADMINプロパティを管...