Oracle Cloud Infrastructure MarketplaceでSolution-Soft Time Machineが利用可能に

 Oracle Cloud Infrastructure MarketplaceでSolution-Soft Time Machineが利用可能に (2020/03/23)

https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/solution-soft-time-machine-now-available-on-the-oracle-cloud-infrastructure-marketplace
投稿者:Guest Author

この記事は、Solution-Softの社長兼CEOであるPaul Wangがゲスト執筆しました。

ソリューションソフトは、アプリケーションをテストおよびハードニングするためのソフトウェアを提供し、
時間や日付の変更によってアプリケーションがスムーズに動作するようにしています。
Oracle OpenWorld 2019で発表されたOracle Cloud Infrastructure Marketplaceの有料リスティング・プログラムで、
当社のTime Machine®ソリューションを発表できることを誇りに思います。
Oracle Cloudのお客様は、ユニバーサル・クレジットを使用してTime Machineの使用料を支払うことができます。
Time Machineは、BYOL(Bring Your Own License)の提供としても利用できます。

Time Machineの話。タイムシフトテストのベストプラクティス


Time Machineは、アプリケーションやデータベースを未来や過去に「タイムトラベル」することを可能にするソフトウェア仮想時計を提供します。
Time Machineは、月末、四半期末、期末処理、請求サイクル、ワークフロー、規制当局の立ち上げ、
ポリシーのライフサイクルなど、日付や時間の影響を受けるアプリケーション・ロジックのタイムシフト・テストを容易にします。

20年以上にわたって市場で実証されたソリューションとして、
Time Machineは現在、フォーチュン100社のうち47社と世界中の数千人のユーザーに使用されています。
連邦準備銀行、ATO、ロイズ銀行、NAB、フェデックス、アメリカン・エキスプレス、ホーム・デポ、Aetna、CA Obamacareなどが、Time Machineのお客様の一例です。

クラウドとコンテナへの対応


Time Machineはクラウドとコンテナに対応しています。
主要なクラウドベンダーとのTime Machineマーケットプレイスのリストにより、
顧客はTime Machineがプリインストールされたシステムをプロビジョニングすることができ、
企業顧客向けにはメータリングまたはフローティングライセンスサーバーからライセンスを取得することができます。
また、Time Machineはコンテナにも対応しており、OpenShiftやDockerの認定を受けています。
Time MachineのイメージコンテナはDocker HubとGitHubで提供されています。

サクセスストーリー。CalHEERS


California Healthcare Eligibility, Enrollment, and Retention System (CalHEERS)は、
California Health Benefit Exchange (Covered Californiaとしても知られています)、
Medi-Cal、およびHealthy Familiesのための資格、登録、および保持のための統合システムです。

CalHEERSは、2013年から毎日Solution-SoftのTime Machineを使用して、
コアシステムと関連するOracleデータベースをタイムトラベルして、
オープン登録、更新、月末、四半期末、年末、および特別な日付に敏感なトリガーポイントとケースをテストしています。
これは、忙しいCovered Californiaのウェブサイトを毎年プライムタイムに間に合わせるための重要な基盤となっています。

生産性と柔軟性をさらに合理化するために、CalHEERSはテストベッド環境をオンプレミス環境からOracle Cloudに移行しました。
この移行により、CalHEERSは、先行投資なしで、使用状況に応じて使用料を支払うことができ、すべてのテスト環境で100%の使用率を達成することができます。
コストがかかり無駄なコストがかかっていたオンプレミスの静的なテスト環境とは異なり、
いつでも必要なテスト環境の正確な数を必要に応じてプロビジョニングし、フルに使用することができます。

Time Machine Floating License Serverは、Oracle Cloudのこの動的なユースケースをサポートするために、
ライセンス管理を自動的かつ透過的に行う上で重要な役割を果たします。
Time Machineは、Oracle Cloudのすべてのテスト・システムで共有されるライセンス・ユニットのプールをホストします。
Time Machineは、サービスの開始時にユニットのライセンスを自動的にチェックアウトし、サービスの停止時にライセンスを解放します。
新しいシステムが登場したときに、ベンダーに連絡してライセンス・キーを取得するという手動のステップは必要ありません。

Oracle Cloud MarketplaceでTime Machineを今すぐ試す


Oracle Cloud Infrastructure MarketplaceからTime Machineを直接起動して、
Oracle Cloud InfrastructureのテナントでTime Machineを数分で試すことができます。
ライセンスを含む従量制リストと、Time Machineライセンスをすでに支払っている顧客向けのBring Your Own License(BYOL)リストを見つけることができます。

Time Machineの詳細については、当社のWebサイトを参照してください。
また、Free TierでOracle Cloudの利用を開始する方法の詳細については、こちらを参照してください。

コメント

このブログの人気の投稿

Oracle Database 19cサポート・タイムラインの重要な更新 (2024/11/20)

Oracle APEXのInteractive Gridで、Oracle Formsと比較して、重複行の検証を制御/通過させる方法 (2022/07/21)

Oracle APEX 24.1の一般提供の発表 (2024/06/17)