[OCI]Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Data Integrationデータローダータスク (2020/07/27)
Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Data Integrationデータローダータスク (2020/07/27)
https://blogs.oracle.com/dataintegration/data-loader-task-in-oracle-cloud-infrastructure-oci-data-integration
投稿者:ADITYA DUVURI | Product Manager
今日は、Oracle Cloud Infrastructure Data Integration の データローダタスク を見てみましょう。
データローダタスクを使用すると、2つのシステム間で1対1でデータをロードする必要がある場合に、最小限の変換または変換なしでデータをロードすることができます。
このタスクは、データの準備、データの移行、またはOracle Object Storageなどのデータ・レイクへの多様なデータのロードに必要です。
データローダタスクでは、基礎となるステップの複雑さを気にすることなく、プロセス全体を数回のクリックで行うことができます。
ユーザーが行う必要があるのは、データローダタスクを作成するだけで、ソースとターゲットを指定し、変換を指定し、公開し、実行するオプションがあります。
Oracle DatabaseからAutonomous Data Warehouse (ADW)にデータがロードされる例を考えてみましょう。
ここでは、このユースケースで、Oracle DatabaseからADWにテーブルデータをロードするために実行された手順を以下に示します。
- データ ローダー タスクを作成する前に、ワークスペース内で必要なすべてのデータ アセットを構成します。
ここでは、このユースケースでは、Oracle Database と ADW が構成されています。
データ アセットの詳細については、Oracle Cloud Infrastructure Data Integration のデータ アセットを参照してください。 - データローダータスクを作成するには - ワークスペースにログインし、[プロジェクト]に移動し、
[プロジェクト]を開き、[タスク]に移動し、[タスクの作成]をクリックして、[データローダ]を選択します。 - データローダタスクに関連する名前と説明を提供します。識別子は自動挿入され、作成時のみ変更可能です。
- 接続、スキーマ、およびデータ エンティティを指定して、データ ローダ タスクで該当するソースを選択します。
- 変換は、データ
ローダ
タスクではオプションです。
「変換を構成する」の横にある「構成する」をクリックすると、インタラクティブなデータXplorerが表示され、
ソースデータアセットからのデータサンプリングを表示し、属性またはデータ値に変換を適用することができます。 - 今回のユースケースでは、いずれかの変換ルールを適用しています。
- EMPL_NAMEはProper Caseで、Upper Caseに変換されます。
[データ]タブでEMPL_NAMEの横にある3つのドットをクリックして、[ケースの変更]変換ルールを選択し、[タイプ]で[大文字]を選択し、[適用]をクリックします。
[データ]タブが更新され、変換されたデータを含む新しい属性(E_UPPER_NAME)が表示されます。
- EMPL_NAMEはProper Caseで、Upper Caseに変換されます。
- 変換の概要は、Data Entityの横のアイコンをクリックすることで確認できます。
すべての検証が終わったら、「OK」をクリックします。 - データローダタスクのメイン画面では、適用された変換回数を確認することができます。
- ソースと同様のデータ ローダ タスクでターゲットを選択します。
- 必要なソース、変換、ターゲットを設定したら、「保存して閉じる」をクリックして、データ ローダー タスクを作成します。
作成されたタスクは、Projects/Folderの下に表示されます。 - Oracle Cloud Infrastructure Data Integration で データローダ や Integration などのタスクを実行するには、
アプリケーションで公開して、対応するタスクを実行する必要があります。
アプリケーションは、公開されたタスクとその依存関係を格納するコンテナです。
Data Integration には、タスクをパブリッシュできるデフォルトのアプリケーションが 1 つ含まれています。
必要に応じて、追加のアプリケーションを作成することができます。
タスクの [アクション] (3 つの点) メニューをクリックして [発行] を選択し、アプリケーションを選択します。 - タスクが公開されたら、ワークスペース内のアプリケーション--→「デフォルトアプリケーション」に移動し、
「パッチ」の下に公開されたタスクが表示されます。
特定のパッチの「詳細を見る」をクリックすると(3つの点)メニューにタスク名が表示されます。 - 「アプリケーション」に移動し、タスクを実行します。
- タスクを実行した後、実行されたジョブは、処理されたレコードの数、期間、実行された日付などとともに、タスク実行の下で確認することができます。
上記のように、Data Loader Taskは、2つのシステム間でのデータのロードを劇的に簡素化しました。
今では、ユーザーは深いデータ統合の専門知識を必要とせずに、このようなエンドツーエンドのシナリオを実装することができます。
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