OCI Data ScienceとADBをつなぐシンプルなガイド (2020/11/30)
OCI Data ScienceとADBをつなぐシンプルなガイド (2020/11/30)
https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/a-simple-guide-to-connect-oci-data-science-with-adb
投稿者:Sam Eu
背景
OCI Data Scienceは、データサイエンスチームがOracle Cloud Infrastructureで機械学習モデルを構築、トレーニング、管理するためのフルマネージドサービスです。
ADB、Functions、Data Flow、Object Storageなどの他のOCIスタックと統合することができます。このガイドでは、OCI Data ScienceをADBに接続する方法を見ていきます。
ハイレベルなプロセス
- Notebookのセッションを起動
- Oracle Clientのダウンロードと構成
- ADWウォレットファイルをアップロード
- ライブラリをインポートしてADBに接続
Notebookのセッションを起動
OCI Data ScienceのNotebookセッションの起動方法については、こちらを参照してください。
OCI Data Scienceでは、データサイエンスチームがJupyter Labのインターフェースを使ってPython言語で機械学習モデルを構築・学習することができます。
Oracle Clientのダウンロードと構成
ターミナルを起動し、以下のようにOracle Clientをダウンロードします。
次のコマンドを実行してOracle Clientをダウンロードします。
wget https://download.oracle.com/otn_software/linux/instantclient/199000/instantclient-basic-linux.x64-19.9.0.0.0dbru.zip| |
次に、アップロードアイコンをクリックしてADBウォレットをアップロードします。
インスタントクライアントを解凍します。
ウォレットを instantclient_19_9/network/admin に移動し、解凍します。
では、sqlnet.oraの内容をADBウォレットを解凍した場所を指すように更新してみましょう。
ライブラリのインポートとADBへの接続
これで、データサイエンスNotebookとADWを接続するために必要なものはすべて揃いました。
Notebookセッションを立ち上げ、必要なライブラリをインポートしてADWとの接続を開始してみましょう。
import cx_Oracle as cx import pandas as pd import os import warnings as w w.filterwarnings("ignore",category=Warning) con = cx.connect("ADMIN","WElcome12345#_","samadw_high") query = 'SELECT * from DEMO.CY_RETAIL_ORDERS' data = pd.read_sql(query, con=con) data.head() |
上記のpythonコードを実行したときのスクリーンショットです。
まとめ
OCI Data Scienceでは、データサイエンティストに親しみやすさと生産性を提供するオープンソースのツールを使用しています。
上記のADBへの接続の例は、データサイエンティストがデータにアクセスするために、当社のデータベースプラットフォームに接続して機械学習開発を開始するための簡単なガイドに過ぎません。
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