Oracle WebLogic Server for OCI/OKE 3月リリース (2021/04/01)

Oracle WebLogic Server for OCI/OKE 3月リリース (2021/04/01)

https://blogs.oracle.com/weblogicserver/oracle-weblogic-server-for-oci-and-oke-march-release

投稿者:Adrian Padilla Duarte | Product Manager - WebLogic Server for OCI/OKE and Java Cloud Service

Oracle Cloud Marketplaceで提供されているOracle WebLogic製品の3月リリースの提供を開始しました。このリリースで利用できる新機能は次のとおりです。

 


  •     バックアップとレプリケーションの簡素化:OCIでは、OCIカスタム・イメージと呼ばれる機能を提供しており、ユーザーは既存のコンピュート・インスタンスを、そのインスタンスに含まれていたカスタマイズ、ソフトウェア、構成を含めてバックアップまたはレプリケーションすることができます。OCIコンピュートカスタムイメージを使用して、Oracle WebLogic For OCIの構成をバックアップおよびレプリケートすることができます。Oracle WebLogic Server for OCIのリリースバージョン21.1.3以降を使用して作成されたコンピュートインスタンスは、カスタムイメージの作成が可能です。これらのカスタムイメージは、他のリージョンにはエクスポートできず、アタッチされたブロックボリュームも含まれません。OCI カスタムイメージの詳細については、OCI のドキュメントを参照してください。
  •     Oracle WebLogic Server for OCI Disaster Recoveryは、File Storage Serviceをサポートします。本リリースまでは、DBFS(DataBase File Service)を使用して、災害復旧を目的としたプライマリWebLogic Server for OCI構成からスタンバイ構成への継続的なレプリケーションをサポートしていました。 本リリースでは、このレプリケーションにOCI File Storage Services(FSS)の使用を追加でサポートしています。「Disaster Recovery Guide」には、DBFSの代わりにFSSを使用してWebLogic設定のレプリケーション用ステージングマウントを構成する手順が含まれています。





  •     フレキシブルなロードバランサーに対応:先日リリースされたばかりのOCI Flexible Load Balancingをご活用ください。最小帯域と最大帯域を指定するだけで、ロードバランサーは指定したしきい値の範囲内でニーズに合わせて自動的に調整されます。
  •      
  •     既存の OKE クラスターのサポート: 以前のリリースでは、新しいOracle WebLogic Server for OKE構成を展開する際には、必ず新しいOEクラスタが作成されました。今回のリリースでは、新しいOracle WebLogic Server for OKE構成をデプロイし、既存のOKEクラスターをターゲットにしてデプロイすることができます。必要なのは、再利用したい OKE クラスタの VCN の OCID と、既存の OKE クラスタの OCID を指定するだけです。

     


利用可能なすべての最新機能を確認するには、新機能のWebページをご覧ください。



Oracle Cloud Marketplaceで提供されているOracle WebLogic製品の詳細については、以下のブログをご覧ください。

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