「Oracle Cloud Infrastructure Database Management for Oracle autonomous databases」の一般提供開始を発表 (2021/12/01)
「Oracle Cloud Infrastructure Database Management for Oracle autonomous databases」の一般提供開始を発表 (2021/12/01)
今年の初めに、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のDatabase Managementサービスが、OCI内のベアメタル、仮想マシン、Exadata Cloudサービス上のOracleデータベースに対応し、一般提供を開始したことを発表しました。今回、Database ManagementサービスがOCIにおけるOracle Autonomous Databaseをサポートすることを発表しました。
Oracle Database Managementは、OCIおよびオンプレミスを含むすべてのフレーバーのOracleデータベースに対して、包括的なデータベース・パフォーマンスおよび管理機能を提供し、監視、パフォーマンス管理、チューニング、およびデータベース管理を含むフル・ライフサイクル・ソリューションを提供することで、データベース管理者の負担を大幅に軽減します。データベース管理は、Oracle Cloud Observability and Managementプラットフォームの一部です。
Database Managementサービスの主な機能
フリートの監視・管理には、以下のような特徴・機能があります。
- OCI内およびオンプレミスに配備された複数のOracle Databaseサービスを監視するための統一されたユーザーインターフェース
- データベース・フリート全体のパフォーマンス問題を積極的に検出し、その根本原因を特定する機能が強化
- パフォーマンスや構成に関連するアラートへの対応
図1:フリートの概要
Performance Hubは、アクティブ・セッション・ヒストリー分析、リアルタイムSQLモニタリング、自動データベース診断モニタリング(ADDM)、セッションのブロックなどの多彩な機能を使用して、データベースのパフォーマンスを一元的に把握することができる総合的なパフォーマンス管理機能を提供します。この機能は、Oracle Autonomous Databasesに対して無料で提供されます。
図2:Performance Hubのコンポーネント
データベースグループは、OCIコンパートメントにデプロイされた複数のOracle Databaseサービスを監視するための統一されたユーザーインターフェースを提供します。
図 3: データベースグループ
Database Summaryページから、特定のデータベースを監視して、以下の主要なDatabaseメトリクスを監視することができます。
- データベース時間および平均アクティブセッション
- CPU使用率
- ストレージ使用量
- 実行中およびキューイングされたステートメント
- 失敗した接続
図4:データベースの概要
Get started
Database Managementは、Oracle Cloud Consoleの「Observability and Management」メニューで確認できます。このサービスは、コンソール、CLI、およびREST APIからアクセスでき、すべての商用リージョンですでに利用可能で、政府系リージョンでも近日中に利用可能になります。
Database Managementは、外部データベース(オンプレミスにデプロイされたOracleデータベース)、ベアメタル、仮想マシン、Exadata Cloudサービス上のOracle Cloud Database、Oracle Autonomous Database Shared and Dedicatedインフラストラクチャで使用することができます。Exadata Cloud@Customerのサポートは近日公開予定です。
Oracle Cloud Infrastructureのトライアル・アカウントにサインアップしてください。この機能の詳細と使用方法については、ドキュメントとラボを参照してください。
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