Oracle Forms and Reports 12.2.1.19がリリース (2025/07/01)

Oracle Forms and Reports 12.2.1.19がリリース (2025/07/01)

https://blogs.oracle.com/fusionmiddlewaresupport/post/oracle-forms-and-reports-122119-is-released

投稿者: Tanya Heise | Sr Principal Technical Support Engineer

Oracle Forms and Reports 12.2.1.19 がリリースされ、ダウンロード可能になりましたことをお知らせいたします。

この投稿の情報を提供してくれた Suresh Sangaran に感謝します。

注:2023年2月14日現在、Linux x86-64版(Linux x86-64)のOracle Forms and Reports 12.2.1.19.0のみが利用可能です。その他のUnixプラットフォームについては近日中に提供開始予定です。MS Windows版については数週間遅れる予定です。詳細はブログでお知らせいたします。

インストールのハイライト:

1. Oracle Forms and Reports 12.2.1.19.0 には、Oracle Fusion Middleware Infrastructure 12.2.1.4.0 が必要です。
2. サポートされている Oracle JDK は 1.8.0_341 以降です。
3. Oracle Forms and Reports 12.2.1.19.0 でサポートされている Oracle データベースのバージョンは次のとおりです。

RCU のターゲット DB -
               >Oracle Database 19.14+、Oracle Database 19c Autonomous、Oracle Database 21.7+

アプリケーション データ アクセスとデータベース依存の WebLogic Server 機能 -
               >Oracle Database 19.14+、Oracle Database 19c Autonomous、Oracle Database 21.7+

 

Oracle Forms のリリースハイライト

新機能

  1. Oracle Forms FSAL SSL/TLS 証明書インポーターは自動化されています。
  2. 自動言語検出が追加され、ユーザーの言語設定に基づいた固有の構成設定がサポートされるようになりました。
  3. Forms Web 構成パラメータ fsalJavaVersion を使用すると、管理者はユーザー層で使用される Java バージョンを強制できます。
  4. 新しい Forms Web 構成パラメータ ignoreMissingSaaArchives により、必要な JAR が見つからない場合でもフォームが実行されます。
  5. fsal (非 SSL/TLS 要求用) および fsals (SSL/TLS 要求用) を使用すると、Web ページからフォーム アプリケーションを起動できます。
  6. Forms XLIFF 抽出およびマージ翻訳ツールが更新されました。
  7. FORMS_BUILDER_FSAL_LOGGING を使用すると、ビルダーからモジュールを実行するときに、実行時情報をログ ファイルに出力できます。
  8. 新しいアプレット パラメータ「clientDPIRatio」を使用すると、管理者はディスプレイ サイズに応じて clientDPI パラメータを動的に設定できます。

アップグレード

  1. Oracle Forms は、Oracle Database 19.14.0.0 クライアントにアップグレードされました。
  2. Oracle Forms 12.2.1.19 では、JACOB バージョン 1.18 以降がサポートされるようになりました。
  3. FMW Oracle 内の SQL Developer はバージョン 21.4.3 までアップグレードできます。
  4. Forms Java Script Integration (WebSocketJSI) の場合、Eclipse/Jetty バージョン 9.4.5 以降が必要です。
  5. フォーム拡張フォーム Webutil ファイル転送速度「WebUtilMaxTransferSize」が 24573 に増加しました。

Oracle Reportsのリリースハイライト

Oracle Reports はこのリリースに含まれていますが、以前に発表されたとおり、Oracle Reports は Fusion Middleware 12c リリース 2 (12.2.1.3.0) 以降では非推奨になっています。

12.2.1.19.0リリースではOracle Reportsに変更は加えられていないため、Oracle Reportsのインストール、設定、および使用方法については、12.2.1.3.0ドキュメント・ライブラリを参照してください。12.2.1.19.0バージョンをダウンロードしてインストールし、12.2.1.3インストール・ガイドのこのセクションを参照してください。ガイドに記載されている12.2.1.3ソフトウェアの使用に関する提案は無視してください。

Oracle Forms and Reports のバグ修正

12.2.1.19.0 リリースで修正されたバグのリストについては、ここをクリックしてください。

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